ゴーヤーチャンプルーって有名だけど、よくみると聞いたことがない発音で、チャンプルーってなんだって思いませんか?
実は、わたしは日本以外でチャンプルって言葉を使う国を知っているんですよ。
それで気になったので、調べてみました。
- チャンプルの語源は?
- チャンプルとちゃんぽんっておなじ?
- チャンプルって日本語なの?
チャンプルって言葉に疑問を持っている人のヒントとなる記事です。
沖縄チャンプルー料理
沖縄にはたくさんのチャップルー料理があります。
・豆腐チャンプルー
・フーチャンプルー
・チキナチャンプルー
・ソーミンチャンプルー など
ゴーヤーや豆腐などを中心にもやしなどの野菜、ポーク(SPAM)、卵などで炒めた料理です。
味付けには、醤油・さとう・泡盛などをつかっています。
野菜炒めだと思えば、まちがいないです。
わたしは男ですが、ゴーヤが手に入ったときにゴーヤチャンプルを作ったことがありますよ。
ここでは、ゴーヤーチャンプルーと書いていますが、ゴーヤチャンプルでは?と思っている人もいると思います。
沖縄の言葉は、語尾を伸ばす傾向にあるので、沖縄の人はゴーヤーチャンプルーと発音しますね。
内地の人は、ゴーヤチャンプルという人が多いようです。
日本以外のチャンプル
日本以外でもチャンプルという言葉を使った料理があります。
インドネシアです。
インドネシアには、ナシチャンプルという料理があります。
ナシチャンプルは、白いご飯の上に野菜炒めなど具材をのせてある料理です。
具材は、数種類の中から自分が好きなおかずを選ぶと、ご飯の上にどんどん乗せていってくれます。
日本で言う、のり弁ののりがないものと思えば間違いありません。
インドネシア語で、ナシはごはん、チャンプルは混ぜる・混ぜたものと言う意味です。
インドネシア語で、campur(チャンプル)という言葉があるので、チャンプルの語源はインドネシアで間違いなさそうです。
チャンプルーとちゃんぽん
チャンプルーとちゃんぽんって発音が似ていますが、語源もおなじでしょうか。
諸説ありますが、ちゃんぽんの語源は、
- 中国、福建省の方言で簡単な御飯の意味の、喰飯(シャンポン)がなまったもの。
- ポルトガル語の「チャンポン(混ぜる・混合するの意味)」がなまったもの。
- 当時の中国人の呼び方である「チャン」と日本人の「ポン」を取ってチャン+ポンと名付けた。
といわれています。
チャンプルーはインドネシア語のcampur(チャンプル)。
ちゃんぽんは、ポルトガル、中国から、チャンプルーは東南アジアからなので語源は違うようですね。
琉球時代
沖縄の琉球時代は、中国や東南アジアとの貿易で経済は成り立ってました。
中国や東南アジアといろいろな交流があったいうことですね。
沖縄には、うちなーぐちといわれる方言があり、日本語とは似ても似つかない言葉がたくさんあります。
琉球時代に中国や東南アジアとの交流により、言葉も変化していったのではないかと想像できます。
そんな中、チャンプルーという料理も東南アジアの人たちが食しており、沖縄風にアレンジされていったのではないでしょうか。
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